官報の第1号が発行された日

おはようございます
暑さも全開の土曜日の朝です

昨日は朝から書類作成などの作業
それからクライアント先を2件訪問して打合せ
お昼過ぎに事務所に戻り申請書類作成の作業
夕方になり市役所にて証明書類の取得など

さて今から139年前の1883年7月2日は
当時の太政官文書局が『官報』第1号を発行した日

『官報』とはようするに日本国の機関紙で
国として発信する事柄の広報や公告を行うもの
現在は内閣府が行政機関の休日を除き毎日発行

国立印刷局が官報の編集印刷を行うと同時に
インターネット配信も行われていて、発行日の
午前8時30分には国立印刷局等に掲示するほか
インターネットで配信もされていています

インターネット官報こちら

その時々の為政者が庶民や藩または国として
その取り決めなどを広く知らせる方法については
我が国独自の発展をしながら今に至っています

時代劇でも見かけるのが「高札」と呼ばれるもの
この方法は実は奈良時代末期からとられていて
人通りの多い場所に立札を建てて多くの人に
告知をするという方法が利用されたようです

明治政府が成立した後の1868年2月には
今の官報の前身となる『太政官日誌』というものが
同時の太政官正院文書局から発行されたようですが
1877年には一旦廃止されその後の7年間は
東京日日新聞』の太政官記事という記載が
官報の機能を代行する形となっていたようです

5ヶ条の御誓文から官報発行までの
江戸時代末期から明治時代の官報発行までの
紆余曲折については大隈重信、福沢諭吉、山縣有朋
をはじめとしたさまざまな人物の動きもあり
追っていくと面白そうですが触れ出すと
長くなりそうなのでここまでにしときます

実務的には官報というと
会社や法人の解散手続きでよく使います
また法令や官公庁からの告示内容の確認など
私は職業柄わりと目にする機会は多いかも

また今日も暑い一日になりそうですが
体調にお気をつけてお過ごしください

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

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