なぜ、グリム童話は怖いのか?

 

おはようございます
3連休明けの火曜日の朝です

昨日は一日中事務所で作業
午前中に来客2件あり対応打合せ
あとは申請書類の作成と資料整理など

さて、今から237年前の1786年2月24日は
ヴィルヘルム・グリムが生まれた日です
グリムという名前を聞いて多くの方が
思い浮かべるのは「グリム童話」では
ないでしょうか

ヴィルヘルム・グリムはドイツの言語学者で
兄のヤーコプ・グリムとともに「グリム兄弟
として知られています

二人が後世に残した代表的な業績が
いわゆる『グリム童話集』です

私は長い間、グリム童話
兄弟が創作した物語だと思っていました

ところが実際にはそうではなく
彼らが行ったのは自分たちの住む地域に
口伝えで伝わっていた昔話の聞き取り調査でした

人々から語り継がれてきた物語を丹念に集め
できる限り忠実なかたちで書き留め
編集し一冊の書物として世に出したのです

初期の『グリム童話集』の特徴は
一つ一つの話が短く、比較的口承の形を
そのまま残している点にあります

そのため文章は素朴で飾り気がなく
時には粗野とも受け取られました
また、残酷な描写や厳しい結末も少なくなく
「子ども向きではない」という批判もあったそうです

こうした評価を受け
版を重ねるごとに表現は次第に整えられ
道徳的な要素が強められるなど
時代に合わせた修正が加えられていきました

いわゆる「ホントは怖いグリム童話」と
言われる背景には
こうした初期版の姿があるのであって
決してグリム兄弟が恐ろしい物語を創作した
というわけではない、ということ

たとえば、
『ヘンゼルとグレーテル』
『シンデレラ』
『赤ずきん』
『ブレーメンの音楽隊』
『白雪姫』

いずれも世界中で親しまれている物語ですが
その内容は版によって少しずつ異なります

原型に近い姿をたどってみると
私たちが知っている物語とは
印象が違う部分も少なくありません

つまりグリム童話
単なる子ども向けの物語集ではなく
人々の暮らしや価値観を映し出した
民間伝承の記録でもあるということです

それぞれの物語がどのように
変遷していったのかを辿ってみるのも
案外と面白い楽しみ方かもしれません

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

「なぜ、グリム童話は怖いのか?」へのコメント

コメントはありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください