おはようございます
またまたあっという間の金曜日の朝です
昨日は午前中は事務所で申請書類作成等
それから銀行などで所用対応してから
午後からは来客1件対応の後に
クライアント先に向かい打ち合わせ
夕方になり事務所へ戻り来客2件対応
それから夜まで申請書類の作成
さてSDGsについて今日は
17の目標の15番目の項目
「15.陸の豊かさも守ろう」について
山や森林などの自然はきれいな空気と水の
供給源となっていて私たちの暮らしを支えています
一方で私たちは暮らしの利便性をもとめることで
多くの自然の破壊をしていて、そこで暮らす
多くの生物が絶滅の危機にあります。
2015年時点で世界の森林面積は39.99億haで
これは全陸地面積の30.6%を占めています
しかし1990年は41.28億haありました
つまり1990年から2015年の25年間で
1.29億haの森林が減少したことになります
また世界には絶滅の恐れがあるとされる
「絶滅危惧種」が3万5,765種以上いるとされています
これは生物全体の約29%を占め多くの野生生物が
絶滅の危機に瀕しているということになります
そうした問題意識からこの目標に対して
「169のターゲット(具体目標)」は次のように
示されています
——
陸の豊かさも守ろう
15.1
2020年までに、国際的合意にもとづく義務により、陸域・内陸淡水生態系とそのサービス、特に森林、湿地、山地、乾燥地の保全と回復、持続可能な利用を確実なものにする。
15.2
2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を止め、劣化した森林を回復させ、世界全体で新規植林と再植林を大幅に増やす。
15.3
2030年までに、砂漠化を食い止め、砂漠化や干ばつ、洪水の影響を受けた土地を含む劣化した土地と土壌を回復させ、土地劣化を引き起こさない世界の実現に尽力する。
15.4
2030年までに、持続可能な開発に不可欠な恩恵をもたらす能力を高めるため、生物多様性を含む山岳生態系の保全を確実に行う。
15.5
自然生息地の劣化を抑え、生物多様性の損失を止め、2020 年までに絶滅危惧種を保護して絶滅を防ぐため、緊急かつ有効な対策を取る。
15.6
国際合意にもとづき、遺伝資源の利用から生じる利益の公正・公平な配分を促進し、遺伝資源を取得する適切な機会を得られるようにする。
15.7
保護の対象となっている動植物種の密猟や違法取引をなくすための緊急対策を実施し、違法な野生生物製品の需要と供給の両方に対処する。
15.8
2020年までに、外来種の侵入を防ぐとともに、これらの外来種が陸や海の生態系に及ぼす影響を大幅に減らすための対策を導入し、優占種を制御または一掃する。
15.9
2020年までに、生態系と生物多様性の価値を、国や地域の計画策定、開発プロセス、貧困削減のための戦略や会計に組み込む。
15.a
生物多様性および生態系の保全と持続的な利用のために、あらゆる資金源から資金を調達し大幅に増やす。
15.b
持続可能な森林管理に資金を提供するために、あらゆる供給源からあらゆるレベルで相当量の資金を調達し、保全や再植林を含む森林管理を推進するのに十分なインセンティブを開発途上国に与える。
15.c
地域コミュニティが持続的な生計機会を追求する能力を高めることなどにより、保護種の密猟や違法な取引を食い止める取り組みへの世界規模の支援を強化する。
——
「15.陸の豊かさも守ろう」
について見てみるとこんな内容になっているようです
この目標で私たちができる身近なことは
まずはFSCマークのついた製品を選ぶこと
FSCとは適切に管理された森林から作られた製品に
対して認証をしFSCマークが与えられるもの
FSC認証は10の原則と70の基準に基づいて行われ
「森で働く人々が安心して働ける環境か」など
自然そのものの保護だけでなくて
労働環境や経済面についても評価しているのが特徴
FSCマークのついた製品を選ぶことで
私たち個人も森林保全に貢献することができます
もうひとつはゴミを減らすこと
大気中の二酸化炭素の増加は地球温暖化の原因で
地球上の動植物の生態系に大きな影響を及ぼします
ゴミの減少はゴミを燃やすときの大量の
二酸化炭素が発生を抑えることにつながります
ゴミを減らすための行動はたくさんありますが
例えば割り箸を使わずにマイ箸を持ち歩く
レジ袋の使用を減らす等もそうかも知れません
問題意識を持って出来る行動をすることが
ここでも前向きな変化には繋がっていくはずです
という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!
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