不安を感じるからこそプラスに働く

日本人は世界一不安になりやすい
民族だと言われているということ
みなさんご存知でしたか?

そんな気がするって感じる方も
いるかもしれませんね
実は私も妙に納得していました

セロトニン・トランスポーターとは
セロトニンを調整する遺伝子のこと

セロトニンとは人の気分に影響を与える
働きがあって不足すると不安に
なりやすくなるホルモンといわれています

セロトニン・トランスポーター遺伝子には
SS型LL型SL型といった
組み合わせの型があって、その中でも
SS型の遺伝子は他の型と比べて
セロトニンの取り込み機能が低いと
いわれているんですけれども

実は世界29か国を対象にした調査で
日本人の65%がこのSS型遺伝子を持ち
世界で一番SS型の割合が多いという
そんな結果が出ているそうなんです

ちなみにアメリカ人のSS型割合は19%
日本人はアメリカ人の3.5倍くらい
不安を感じ安い国民が多いということ

しかしこのことは逆の作用をもたらしていて
例えば、少しでも不安や心配をなくそうとして
その結果として壊れにくいものを創ったり
きめ細かなサービスや徹底的にこだわる
といった日本人ならではのものづくりや
サービスを生み出すことに繋がっている

農業の方が狩猟よりも安定的に食料供給できる
輪を乱すことなくみんなで等しく分かち合う

不安になりやすい国民だからこそ
不安になりにくい社会を作り上げてきた

そう考えてみるとなるほどと思える部分も
結構あるんではないかと思えませんか?

ただし、不安を感じやすいということは
プレッシャーやストレスにも弱い面もあって
そうした部分では問題ともなっています

だからこそ日本人のいい面を残しつつも
マイナス面を取り除く方法はないか?

その答えが最近ではよく耳にする
「ポジティブ思考」「前向き思考」

ここで誤解してはいけないのは
「ポジティブ」や「前向き」というのは
「ネガティブ」や「後ろ向き」を
決して否定しているのではないということ

「ネガティブ」や「後ろ向き」になるのは
人間なんだから仕方のないことで
大事なことはそういう気分に
なってしまったときに切り替える方法を
身に着けようということなんです

そのことを「レジリエンス」とよびます

「レジリエンス」とは回復力というようにも
表現されていますが、この回復力は
ちょっとした方法でじつはだれでも
簡単に身に着けることができるんです

ちょっと長くなったので続きはそのうち
思い出したときに触れていきますね

さあ、あなたはどんなふうに
気持ちを切り替えていますか?

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