ところであなたは仕事できない人は
どうして仕事が出来ないのか冷静に
考えてみたことはありますか?
たとえばあなたは運転免許を取る前に
なぜ車の運転ができなかったのですか?
習う前だから出来ないのは当たり前
そうなんですよね知らないんだから
出来なくたって当たり前なんです
人間が行動できない理由って
実は2つしかないんだそうです
理由の一つ目はこちら
「やり方自体がわからない」
運転免許を持っていない、だから
教習所にこれから通う予定でいる
そんな人が車の運転をしようと思っても
運転のやり方自体がまだ分からない
どんなに怒鳴られてもおだてられても
努力とか根性とか以前の問題ですよね
やり方がわからないんだから出来ない
そのように「やり方がわからない」人には
きちんとやり方を教えなくてはいけません
これは普段の仕事に対しても同じで
やり方が分かっていない人に対しては
まずやり方を教えなくてはいけません
行動できないもう一つの理由は
「やり方はわかっているが継続できない」
やる気を持続できない場合という考え方
どんなに教えても教えられる側に
やり方を教わりたいという意識が
持続していなければ仕事は
まったくできるようにはなりません
物事を教える側と教えられる側には
時としてギャップが生まれることがあります
知っている人は気持ちのどこかに
「できてあたり前」「普通できるはずだ」
という意識を持ってしまいがちなものです
仕事でいえば当たり前にこなしてしまう人が
出来ない人がなぜつまずくのか理解できない
「あれだけ教えたのに何で覚えないんだ」
「あいつは仕事が出できない」
「やる気がないんじゃないか」
と思ってしまうともう取り返しがつかない
丁寧に教えていてもできるようにならないのは
覚えない方が悪いというのは間違いで
単に教え方が間違っていると思うべきです
やり方がわからない相手に対して
ちきんと理解してもらうためには
やるべき行動を具体的に分解しながら
リストに書き出していくというような方法を
心掛けてみた方がいいでしょう
まずこういう行動、次にこういう行動
その説明でもわかりづらければもっと分解する
その分解する過程の中でなぜその行動するのか
理由もきちんと説明するようにしてみる
その説明がだんだん慣れてきて少しづつでも
体で覚えて来るようになればできるようになる
あたりまえのレベルって人によって
大きく違うものだと思いませんか?
ある人にとっては当たり前でも
違う人にとってはハイレベルなことって
結構あるんじゃないかと思いませんか?
そんな中で一番言ってはいけないことは
「なんでこんなことも出来ないんだ!」
「このくらいのことも分からないのか!」
ということなんだと思います
私も思い返せばこの言葉を言われて
やる気になったことなんかなかったし
この言葉を言ってしまって不快な
思いをさせたことも多々あったと思います
「やり方をきちんと教える」
「継続しやすい状況をつくる」
この二つをきちんとイメージしてみてください
きっとあなたは素敵な指導者になれます
さあ、あなたはどんな風にやり方を
教えてあげられますか?