すべての人の意見どれも正しい意見である

青年会議所の現役会員であったころ
あるJCのセミナーで講師の方から
このように言われたことがあります

「この研修会は素直に聞いてください
 素直にというのは、まず講師の説明をそのまま受け止めてください
 仮にあなたと考えが違ったとしてもそれは違うと思わずに
 素直に受け入れてください」

そのときはそういうものか。。。
と思って漠然と聞いていたんですけど
いつからだったかな私が講師側に
立つときは同じことを言っています

なぜこんな話題を持ち出したかと言うと
ちょうど今日手に取った本の中に
こんなことが書いてあったからです

「すべての意見は『正しい』と心得る」

人が何らかの意見を言うときって
その意見を言う背景があるからなんですよね
この意見があなたから違うと思っても
その人にとっては正しい意見です

正しいとか違っているとかっていうのは
大概は相対的なものであったり
前提条件があったりするものなので
絶対に正しいとか絶対に間違いってないもの

一般的には間違っていても
その人が捉えている前提条件でみてみると
そこでは正しいものであったりする
つまりはものごとは全て捉え方の問題
ものごとを多角的に見ることを
視野が広いというんだと思います、多分

自分とは違った見方や考え方っていうのは
自分は持っていなかった見方や考え方
新しい違った視点を知ることは
あなたにとって成長のチャンスなんです

すべての人の意見にはヒントが隠されている

そのヒントをきちんと捉えるためには
すべての意見は正しい意見であるという
そういう前提条件を常に持つこと

全ての意見は正しいと心得ること
否定をすることからは何も始まらない
そんな風に考えると全てが学びになる

さあ、あなたは誰の意見から学びますか?