なぜ「こどもの日」はひらがな表記か?

「こどもの日」とは祝日法の規定では
こどもの人格を重んじ、こどもの幸福を
はかるとともに、母に感謝する

と定められています

ここで気がついたことは、法律上の
文言として「こども」となっていること

「子供」「こども」と平仮名表記に
なっているのはなぜなんでしょうか?

実は「供」という漢字には
「供え物」「従者」という意味があって
ここから不適切ではないかということで
ひらがなを用いることになったとか

「これではまるで供え物だ」
「大人の手下のように感じる
といったクレームがあったのでしょうかね

ではなぜ「子ども」ではないのか?
というと、ひとつの言葉を漢字とひらがなを
混ぜて表記する混ぜ書きは好ましくないから
ということが言われています

ただし、これらの見解は法律制定時に
公式に議論されてこうなったという
ものがあるわけでもありませんし
その折にどこかで議論がなされたという
資料や話も特にはないようです

言うなれば、法律制定時の起案者が
たまたまそう表現したからそうなった
としか言えないのかもしれませんね
つまり法律にそう書かれているから
というのがひらがな表記の理由です

なんだか全然答えになってませんが
そういえば「みどりの日」もひらがな表記です

言葉の表現方法って色々受け取り方があります

例えば「障害者」という表現に対して
「害」という文字は不適切であるから
「障がい者」と表記することがあります

「スチュワーデス」はいつからか
「キャビンアテンダント」に変わりました

ゴールデンウィークに対して
「なにがゴールデンなんだか」と考える方も
いるかもしれませんね(笑)
かくいう私もそのひとりですけど、、、

というわけで今日明日は天気予報では
格好の行楽日和になるようです

さあ、頑張っていきましょう!