お客様が何を欲しているのかを 常にキャッチしながら それに向けて動いていく

1889年12月5日は
吉本興業の創業者である
吉本せいさんが誕生した日

そう、今放送中の朝ドラ
「わろてんか」の主人公である
「てん」のモデルになってる人物

アイデアとチャレンジ精神で
大阪の「笑い」の世界を席巻

吉本興業といえば関西だけでなく
いまや日本のお笑い会の中心ですよね

既に寄席がたくさんあった
大阪の地で小さな潰れかけの「第二文芸館」を借金で購入
そこから生姜飴の販売や席料を半額にするなどの
奇抜なアイデア、才覚で他の寄席をごぼう抜きしてきました

お客様が何を欲しているのかを
常にキャッチしながら
それに向けて動いていく

また自分の考えだけではなくて
他の人からのアドバイスも
素直に受け入れてながら
自分なりに解釈をしてやってきた
だからこそあれだけの大きなものを
今に引き継いでこれたのだと思います

ドラマでは伊能さんや颯太を始め
要所要所で力になってくれる
そんな存在がありますが
そうした力を引き寄せるものを感じます

「時代を先取りして、
 誰の意見でも有り難く聴くことです。
 実行するせんはこちらが決めればよろし」

これが吉本せいの言葉です
人からの意見は自分にとって
時には耳が痛いものですが
しかしそれを受け止める器量
それが成功者には
必要な要素なんだと思います

ドラマはそろそろ中盤です
まだまだ紆余曲折があって
てんには激動の波が
これでもかこれでもかと
降りかかって来るようですが
それを乗り越えるすがたは
きっと私達に元気を与えてくれる
そんな風に毎朝を楽しみに
していきたいですね