なぜ人は心から期待をかけると成長するのか?

おはようございます
4連休最終日の火曜日の朝です

昨日は祝日でしたが一日某研修会に参加
内容は直接業務とは関係ないものですが
まぁ何事も学んでおいてマイナスには
なることはないだろうということで
いつかは役に立つかもしれない
そういう思える内容だったかなぁ

さて、よく子供の教育などで
褒めて育てる、褒めて才能を伸ばす
みたいなことが言われていますが

この辺に関しては色々と研究成果が
世に出ているようですけども
その中の一つですがなるほどなぁと
思ったもの有名な研究発表について
ちょっと触れてみたいと思います

——

1964年にアメリカ合衆国の教育心理学者
ロバート・ローゼンタールにより実験

ある小学校の生徒たちに知能テストを
受けさせて後に担任の教師にだけ
何人かの生徒を「伸びしろがある」とし
その生徒たちの名前が伝えられました

そしてその後「伸びしろがある」とされた
生徒たちは実際に成績を伸ばして行きました

しかし実は「伸びしろがある」という情報は
まったくのデタラメでテスト結果に関係なく
実験者側がランダムに選んだだけだったとのこと

つまり伸びしろ云々は全く根拠はないのに
実際に名前を出した生徒は成績を伸ばした
つまり言った通りになってしまったということ

なぜそのような結果が生じたのかというと
この研究によって考えられるのは
「この子たちには伸びしろがあるんだ」と
担任教師が信じ込んだことにより
該当生徒に対する接し方が変わったということ

人間には心から相手に期待をかけて
相手もその期待を感じることにより
その期待に応えようとする心理効果がある

これはこの実験を行った心理学者の
ローゼンタール氏らによって
ピグマリオン効果と提唱した心理効果

実は会社等でも部下や後輩の教育マネジメントに
ピグマリオン効果は有効とされています

ピグマリオン効果に従うならば厳しく叱るより
期待の言葉をかけてじっくり見守るほうが
良い結果につながりやすいということで

例えば教師が生徒に期待をかけると
生徒の成績は向上しやすくなる

新入社員向けのOJTにおいて先輩社員が
後輩社員の成長に期待をかけることで
それを受けて能力の向上がはかれる

ということでピグマリオン効果について
色々と触れて行きたいのですが
ちょっと長くなったので続きは今度

ということで今日も一日
悔いの残らないように
しっかりと行動しましょう

——

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https://www.smrj.go.jp/news/2020/riho.html

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