なぜ忘年会は年を忘れるというようになったか?

 

おはようございます
はや、という感じであっという間の金曜日の朝です
12月のちょうど真ん中の日であと2週間程で
今年も終わりになります

昨日は朝から県内某所にてクライアント先で打合せ
続いて県内某官公庁にて許認可申請で申請書類提出
続いて別のクライアント先にて現地調査など
そのまま事務所へもどり来客対応と申請書類作成

ところでただいま忘年会シーズン
SNSを見ると忘年会の投稿があちこち
目につくようになりました
事務所があるテナントの居酒屋も
カラオケボックスも駐車場は
かなりの車の台数のように感じますね

この時期になると以前にも触れたこの話題
なぜ忘年会は年を忘れるという表現なのか?

忘年会とは一般に1年の苦労を忘れ
来年を新しい気持ちで迎えるための宴会

その言葉は起源についてなんですが実は
忘年会の起源ははっきりとは判ってないようで
いくつかの由来の異なる会合が
次第にひとつに融合して生まれた
多元的起源を持つ行事であるというのが
通説と考えられているらしいです

としわすれ」という言葉を用いた
最古の例としていわれているのが室町時代
伏見宮貞成親王による『看聞日記』の中で

先有一献。其後連歌初。会衆如例。
夜百韻了一献。及酒盛有乱舞。其興不少歳忘也

という一節でこの文献にあるこの文章の意味は

年末に催された連歌会が大変に盛り上がり、
その様子がまるで「としわすれ」のようだ
と述べたもので実はこの頃には既に
民衆行事として「としわすれ」と呼ばれる
酒を飲んで乱舞する行事が存在していたこと
を示していると言われているそうです

その他にも多説あるようですが
どれもそうらしいという程度のもの

ただ、今のような形の忘年会は明治時代には
既に間違いなくおこなわれていたようですね
結局年忘れという言葉を使い始めた
具体的な理由はどこにもありません(笑)

因みに忘年会とは実は日本独特の行事で
海外では忘年会に対応する言葉なないようで
敢えていえばクリスマスパーティー
そのあとのカウントダウンパーティー
というかたちで年越しを祝うのが主流のようです

忘年会シーズン、くれぐれも皆さま飲み過ぎや
ハメを外しすぎないようにしてくださいね

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

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