犬は歩かないと棒には当たらない

 

おはようございます
今週も早かった金曜日の朝です

昨日は午前中は溜まっていた申請書類の作成
午後には近隣の某官公庁に届出書類の提出
夕方に事務所に戻り諸々の作業などなど

さて久しぶりにことわざシリーズ
犬も歩けば棒に当たる」とよく言われます

このことわざは江戸の「いろはかるた」の
最初の札を構成することわざと言われていますが

何か物事をしようとする者は、それだけに
 何かと災難に会うことも多いものだ

出歩けば思わぬ幸運に当たる

という幸運と不運の全く逆の意味があるそうです
私はずっと後者の幸運の意味で捉えていました

前者の語源として言われているのは
1758年の浄瑠璃・蛭小島武勇問答の一節とされ
犬でさえふらふら歩き回ると棒で殴られるような酷い目に遭う
という問答がなされているそうです

後者については1705年の雑俳三番続の一節とされ
江戸時代には「棒に当たる」は「何かに偶然遭遇する
という意味で解釈されていたんだとか

こんな昔からどちらの意味でも議論があった
ということはその時々の都合に合わせて
使い易い使い方をしていたということなんでしょう

似たようなことわざは海外にもあって

駆け回る犬は、いずれ食い物を見つける
オランダ

船に乗らない者は船酔いしない
スペイン、メキシコ

座っているライオンよりも歩き回るキツネの方が良い
トルコ

などがあるそうです
幸運な棒に当たるためにはまず歩かなければ!

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

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