貧乏人は麦飯を食え!

おはようございます
週の後半戦に突入の木曜日の朝です

昨日は朝一で水戸の入管へ
在留カードの受領と在留更新申請1件
取り急ぎ事務所へ戻り申請書類作成
午後からはクライアント先にて打合せ
続いて某役所にて作業などを数件の後
地元行政書士会支部の研修会に参加

さて今から73年前の1950年12月7日は
当時の池田勇人蔵相が国会の答弁で
米価問題についての質問に対し
貧乏人は麦飯を食え
と発言し当時大変問題とされた日でした

政治家の失言や問題発言は昔も今も
変わらないことだと言えばその通りですが
そうした問題発言もその中の一部分だけでなく
全体を通してその真意がきちんと伝われば
実は特に問題でも何でもないことも多い

池田蔵相の発言についてもこの通り
貧乏人は麦飯を食え
と言われれば如何にも弱者切捨てと
捉えられても仕方ないとも言えますが

所得の少ない人は麦を多く食う、
 所得の多い人は米を食うというような、
 経済の原則にそった方へもっていきたい

というのが実際の発言の内容で
そもそものこの発言の真意とは
当時はまだまだ戦後の混乱期という
1950年の日本の置かれている状況

所得の少ないときは苦しい中でも
麦飯を食べて頑張ろうではないか
そして米が食べられるように
豊かになっていこう

といった趣旨の内容と言われています

そう考えてこの発言を捉えれば
特に問題発言でもないとも言えます

事実、のちに池田蔵相は首相となり
所得倍増計画を掲げて
日本の復興を牽引しました

もっとも今は麦ご飯と言えば
純粋な白米のご飯に比べて

低カロリーに抑えられていて
コレステロール値も安定的で
血糖値の上昇も抑えられ
便秘対策にもなるということで

むしろ健康面から考えれば
積極的に食されていますけど(笑)

日常の中でも、とかく意識していても
相手の言葉の一部分だけを聞いて
真意を誤って理解してしまうことは
ついやってしまいがちな失敗です

相手の話はきちんと聞くことで
その真意を理解して受け止めること
そうすることを常に実践したいです

ということで
今日も一日頑張っていきましょう!

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