物事、小事より大事は発するものなり

 

おはようございます
9月最初の木曜日の朝です

昨日はちょっと早出して県内某所にて見学
午後からはクライアント先を3件廻って
打合せや現地確認などの作業
それから某官公庁にて資料の受け取り
夕方になり事務所にもどり来客対応1件

さて今から457年前の1567年9月5日は
戦国武将の伊達政宗がこの世に誕生した日

政宗といえば仙台藩初代藩主で
大河ドラマ「独眼竜政宗」の主人公

「梵天丸もかくありたい」
の台詞が流行語にもなり
大河ドラマ視聴率の歴代1位の記録は
未だに破られていないようです

伊達家の戦装束は豪華絢爛なもので
他の部隊が通る時は静かな京都の住民も
伊達家の衣装を見て歓声をあげていた
ほどだったと言われています

それから派手な衣装を
「伊達者(だてもの)」
と呼ぶようになったとも言われています

「伊達や酔狂ではない」
という表現も政宗から由来していて
派手な装いだけでなく、中身も
備わっているということを現しています

この伊達政宗の名言も色々と残されていて

———

仁に過ぐれば弱くなる
義に過ぐれば固くなる
礼に過ぐれば諂(へつらい)となる
智に過ぐれば嘘を吐く
信に過ぐれば損をする

物事、小事より大事は発するものなり
油断すべからず

今日行くをおくり
子孫兄弟によく挨拶して
娑婆の御暇申すがよし

———

仁に過ぎれば弱くなるとは
優しさや思いやりが過ぎると
弱くなりがちということ

義に過ぎれば固くなるとは
正義や信念が強すぎると
頑なになりがちということ

礼に過ぎれば諂(へつらい)となるとは
礼儀正し過ぎるとご機嫌取りや嫌味になって
かえって失礼になるということ

智に過ぎれば嘘をつくとは
利口になり過ぎるとつい嘘をつくということ

信に過ぎれば損をするとは
他人を信じ過ぎれば
ときには損をすることもあるということ

まさに生き馬の目を抜く戦国の世を
どのように政宗がその緊張感のなかで
生き延びてきたかイメージできる言葉

さすがに今は普通に生きている限り
現実に命の危険まではありませんが
戒めとしてしかしこうした意識はどこかに
持っているべきなのかもしれません

自分を振り返ると日常の目の前のことに
忙殺されているあまり仁義礼智信については
ついつい忘れてしまうとか後回しになって
しまいがちなので気をつけてなければ

色々と世の中は動いていますが
しっかりとやっていきたいですね

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

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