
おはようございます
7月最初の日曜日の朝です
昨日は早朝から出掛けて某所にて
一日中所用対応、いつもとは違う一日
会議や打ち合わせあるいは普段の
何気ない会話の中で私たちは知らず知らずの
うちに相手との関係を良くも悪くもしています
その中でも、意外と気づきにくいのが
「会話の最初の一言」
相手が話し終えたあと
最初にどんな言葉を返しているでしょうか
「でも……」
「しかし……」
ときにそんな言葉から始めてしまうことが
あるかもしれません
私自身も意識して気をつけていますが
忙しいときや自分の考えを早く伝えたいときほど
つい使ってしまいそうになります
もちろん、「でも」や「しかし」が
悪い言葉というわけではありません
議論を深めるためには異なる意見も必要ですし
問題点を指摘しなければならない場面もあります
しかし、それが口癖になってしまうと話は別
相手は「この人はいつも否定から入る人だ」
という印象を持ってしまうかもしれません
人は「内容」よりも「受け止められ方」を覚えている
心理学には
「人は感情で判断し、理論で正当化する」
という考え方があります
初対面での相手かな対して
「なんとなく話しやすい人」
「なんとなく苦手な人」
と感じた経験を案外と多くの方が
抱いたことがあるのではないでしょうか
その時点では明確な理由はありませんが後から
「そういえば話をよく聞いてくれた」
「いつも否定から入る人だった」
などと理由を探し始めるものだったりします
つまり最初に生まれた感情が
その後の人間関係に大きく影響していく
だからこそ、相手の話に対して最初に返す一言は、とても大切なのだと思います
まずは受け止める
例えば部下が新しいアイデアを提案したとします
「でも、それは難しいよ。」
この一言だけで相手は
「やっぱり否定された」
と感じてしまいます、一方で
「なるほど、その考え方は面白いですね。」
「そうですね。その視点はありませんでした。」
と一度受け止めてから、
「その上で、こういう課題もありそうですね。」
と続ければ、伝えている内容はほとんど同じでも
相手の受け取り方は大きく変わります
相手は「話を聞いてもらえた」という
安心感を持てるからです
これは家庭でも同じで子どもが何かを話したとき
「違う。」
「ダメ。」
「そうじゃない。」
ではなく
「そう思ったんだね。」
「なるほど。」
「そういう考え方もあるね。」
と一度受け止めてから伝えるだけで
子どもの表情は変わるもの
否定されることを恐れなくなれば
自然と会話も増えていきます
会議でも同じことが起こります
会議の司会をしているとこの違いを特に感じます
誰かが発言するたびに
「でも、それは違います。」
という空気になると
だんだん発言する人が少なくなります
「どうせ否定される。」
「言っても無駄だ。」
そんな空気が生まれてしまういますが反対に
「ありがとうございます。」
「なるほど。」
「面白い視点ですね。」
という言葉が最初にある会議では
不思議なくらい発言が増えていきます
安心して話せる場には
人は自然と意見を出したくなるものです
これは会議だけではありません
アンケートやヒアリング、営業、接客、教育など
相手の本音を引き出したい場面すべてに
共通していることだと思います
否定しないことと、賛成することは違う
ここで勘違いしてはいけないのは
「受け止めること」と「何でも賛成すること」
は違うということです
相手の意見が間違っていることもあります
危険な考え方であれば
しっかり伝えなければなりません
しかし、その前に一度受け止めるだけで
相手は耳を傾けやすくなります
「なるほど。」
「そうですね。」
「ありがとうございます。」
そんな一言を添えるだけで
その後の話し合いは驚くほどスムーズになります
普段から言葉の引き出しを増やしておく
無意識に否定の言葉が出てしまう人は
肯定的な言葉の引き出しが
少ないだけなのかもしれません、例えば
「ありがとうございます。」
「なるほど。」
「確かに。」
「そういう考え方もありますね。」
「勉強になります。」
「面白い視点ですね。」
「その発想はありませんでした。」
こうした言葉を普段から意識して使っていると
自然と会話の入り口が柔らかくなります
そしてその後に
自分の考えや改善案を伝えればいいのです
否定ではなく理解から始める
それだけで人間関係も職場の雰囲気も家庭での
会話も少しずつ変わっていくように思います
以前読んだネット記事を思い出しながら
改めて言葉の力について考えてみました
会話の最初の一言は
ほんの数文字しかありません
けれどその数文字が人との距離を
縮めることもあれば
遠ざけてしまうこともあります
今日から「でも」「しかし」の前に
「なるほど」「そうですね」を一つ加えてみる
そんな小さな意識の積み重ねが
より良いコミュニケーションに
つながっていくのではないでしょうか
という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!
「「でも」「しかし」ではなく「そうですね」から」へのコメント
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