BCP策定:BCP計画基本方針の実例を見てみよう

おはようございます
週の真ん中水曜日の朝です
今朝はちょっと事情があっての早出

昨日は前日に引き続き某研修会参加
中々レベルの高い内容の研修会です
そのうちにみなさんへ
お届けできればと思います

研修が終わってから
茨城県内の某クライアント先へ
帰りはちょっと遅くなってしまった(笑)

今日も頑張ります

さてBCP策定をテーマのお話の続き
前回は組織のトップが運営方針を
表明することの必要性について触れました

因みにこちらが私が代表を務めている
ステップ行政書士法人の基本方針です

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BCP計画基本方針

当事務所は、事業の維持に影響する
あらゆる非常事態の発生に対し、
その影響を最小限にとどめ、
非常事態下における事業の継続と
社会的責任の遂行を目指します。

当事務所の事業継続の目的

事業継続態勢の整備を通じ、
以下の目的の実現を目指します。

(1)従業員・家族の安否確認・安全確保
(2)地域・社会へ貢献するという意識を
全スタッフで共有
(3)クライアントの損失、不利益の最小化

当事務所の事業継続態勢

事業継続活動をマネジメント重要事項と
位置づけ、継続的な事業基盤の強化を
図るとともに、本活動を通じて
上記事業継続の目的を実現するため、
緊急事態において必要な
経営資源の集中を図ります。

当社の事業継続計画で想定する脅威

当社の事業継続計画においては、
特定の脅威に限定せず幅広く
緊急事態へ対応を図る体制構築を
目指すものとしますが、とりわけ
事業継続を脅かす代表的な脅威として、
茨城県沖地震(震度6強以上の地震)を
想定します。

業務復旧目標

社会的責任を遂行するという見地から、
緊急時にも意思決定機能を速やかに確立し、
ステークホルダーへの対応機能と、
顧客サービスの継続機能を維持します。
さらに、顧客の情報資産を保全するとともに、
顧客サービスの回復に即応するものとします。

継続的な改善

事業継続マネジメントの中で、事業計画を
適宜更新するとともに、事業継続計画に
基づく訓練を定期的に実施するものとします。

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以上が弊社のBCP計画書の基本方針
BCPには完璧な正解はありません
常に改善を加えながら育て続けるもの

基本方針についても同様で
必要に応じて常に検証改善を続けるもの
ですので作ったから完成ではありません

言うなれば改善し続けること自体が
BCPそのものということ

ということで身近な実例をみることで
あなたのBCP策定へのハードルが
下がるのであればうれしいですね

さあ、あなたはどんなBCPをつくりますか?