民主主義とは、言論による説得である

民主主義とは何?ということについて

ところで、国会が開会中みたいです
多数決は民主主義の原理である
という趣旨のことことが言われます

私も大学で学ぶまでは漠然と
ずっとそういうものと思ってました

しかし実はそれは正確ではない

民主主義の本質というのは
まず言論による説得が第一
ある論点に関して色々な意見を
徹底的に議論をする
反対する意見も聞きながらも
反対する意見に対しては
言葉を通じて説得をして
納得をしてもらうということ

多数意見、少数意見関係なく
提案してものが特に反対側に
きちんと言論を通じて説明して
説得をして納得をしてもらう

しかしものごとには一定の期日までに
一定の結論を出さなければならない

その場合の結論を出すための
手段のひとつとしての多数決
そして結論が出た以上は
反対であってもその決定には従う

大事なことは決定に至る過程で
必要な議論が徹底的になされたか?
ということなんですよね

このことは私が学生時代に学んだ
内田健三先生がよく仰っていたこと

国会や地方議会のニュースを始め
日常生活の中でも話合いで
物事を決めることって多くある
色々な場面を見たり聞いたりする

ほんとうに納得出来るまで
相手に誠心誠意説明が出来たか
きちんと説得が出来ているのか

民主主義とは言論による説得である

大事なことは相手にきちんと
自分の思いが伝わったうえで
ちきんと納得してもらえているか
ということなんだと思います

さあ、あなたは自分の思いは
相手にきちんと伝わっていますか?