さて私たちの日常は目の前の
色々な課題解決の日常でもあります
今日はそんな日常に役立つ話題
両者のよさを採り入れつつ両者を上回る
新しい解決に導くプロセスのことを
「インテグレーティブ・シンキング」
または「統合的思考」と呼びます
この思考法はトロント大学教授の
ロジャー・マーティン氏が多くの
研究結果から導き出した考え方です
わたしたちは普段、何らかの決断を
促されるときほとんどの場合は
あることと別のことを二者択一的に
ついつい考えてしまいます
つまりAとBのどっちがよいか
というように短絡的な選択を
してしまいがちですよね
しかし、マーティン氏が多くの成功者から
聞き取り調査をして分かったことは
成功する人は実は相反する考えを
並立させ対比させ検討する能力が
高いということだったんです
安易に二者択一に走ることなく
両者のせめぎあいの中から
どちらも上回る新しい解決策を練り上げる
統合(インテグレーション)をすること
それができる能力こそが、実は成功者に
必須の能力であるということなんです
二者択一でもなく足して2で割るでもない
二つの案から両者が納得する別の案を
導き出して更に良い結果を創り出す
研究開発か?コスト削減か?
新しい施設建設に推進か?反対か?
Aさんの意見か?Bさんの意見か?
そんな局面に大事なことは
両者の利点欠点を深く検討した上で
理想とする未来の姿をイメージして
皆が納得出来る新しい方向に行くこと
単なる対立は仮に勝負がついたとしても
また新しい対立の火種を残すだけ
それよりももっと別の方向へ導く
それが出来る人こそが本当の
成功者でありリーダーとなるんです
例えば首長選挙では複数の立候補者から
ひとりの人を選ぶという作業を行います
しかしそれは単にAかBかではなく
その地域にとって未来を選択する作業
選挙という行動がその後の新しい未来に
繋がっていくものであって欲しいですね
さあ、インテグレーティブシンキングで
あなたも成功者に近づきませんか?