立てた板に水をかけるとどんな風に水が流れて行くのでしょうか?

昨日は鹿嶋→品川→さいたま→つくば→鹿嶋
と移動で走行距離300㎞
おかげでいろいろと仕事も進んだけど

で、今日の話題ですが
実はある人の某SMSの投稿を見ていたら
「立て板に水」という言葉が出ていたので
なんとなくこの言葉が気になって調べてみた

「言葉の定義にこだわる」というのは
今年も続けてみようと思ったりして

で、「立て板に水」という言葉は
立てた板に水をかけてみると
水はさらさらと速く流れていく様子から
よどみなく早口にしゃべる
という様子の例えに使われます

しかしそれは、ただ単に活舌よく
しゃべっているということではなくて
つまりは、意味のないおしゃべりを
ムダに早口にしゃべるということではなくて

意味のある有益な情報を相手に伝えて
説得するときの言葉巧みな話術という
そういう意味が正確な意味のようですね

だからあまり意味のない自慢話とか
ただのバカ話をいくら活舌よく話しても
立て板に水のように話すとは言わない

例文ではバナナのたたき売りなんかで
感心してその話術に聞き入っているうちに
いつのまにか買わされてしまった
というような状況でよく使われています

ただ、バナナのたたき売りの語りが
有益な情報を相手に伝えるということか
個人的にはちょっと微妙なんですけど(笑)

また、板には水がしみ込んでしまうけども
しみこむことがないくらいにもっとすさまじい
そんな語り口を「立て板に玉(あるいは豆)」

また逆にたどたどしいものの言い方の表現を
「横板に雨垂れ」とか「横板に餅」などと
表現するという説もあるみたいですね

聞いたことありましたか?

なにはともあれ、やはり立て板に水の語りは
聴いていてとても気持ちのいいものですよね
また、人を引き付けるものがあります

どうせならそんな風に語れる技術を
持ちたいものですけど、そのためには
やはり日頃からの勉強やスキルアップが
とても必要なんだと思います
先日話題にしたスキルセットもこのひとつかな

さあ、あなたは立て板に水で
どんな話をしてみたいですか?